FC2ブログ
『たい焼きよりも本が好き』  .   .  読書メモ的ブログ
読書日記 装丁のきらめき サイン本 読んで感じたことなど
08 | 2021/09 | 10
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

穂村弘 『蚊がいる』
穂村弘 『蚊がいる』 (メディアファクトリー)

ブックデザインは横尾忠則さんですよ。装丁が豪華ですねえ。

s-IMG_20140624_124819.jpg

穂村さんの随筆集。カタカナでいうとエッセイ集になりますね。とても面白かったです。読むとこう肩の力が抜けてくると言うか、折り紙つきの弛緩作用で読み手をリラックスさせてくれるところがたまりません。なんかありがたいです。
穂村さんは短歌の人、というイメージをお持ちの方にはまずエッセイ集をお試しいただきたい。押しも押されぬ現代短歌人の一人である穂村さんですけど、私の中ではエッセイの人、というイメージが強いのです。それはこれからも変わらないような気がしますし、変わらなくて良いと思っています。穂村さんのエッセイ、おすすめです。



祝 復活
みなさんお久しぶりでございます。長いことブログの更新をさぼっておりました。すみません。体調が悪かったとかではなく、元気もりもりで生活しておりました。なぜ更新できなかったのかというと、去年の暮れからパソコンの調子が良くなくてですね、とうとうブラウザが立ち上がらなくなってしまったのです。言い訳ではなく、事実です。あ、言い訳でも良いです。
データをなんとかしてハードディスクに移したまでは良かったんですけど、まだ新しいパソコンは買っていません。
まだ3年程度しか使用していないのに壊れてしまったパソコンにちょっとした不信感があるので新しいパソコンを買う気力が湧いてこないのです。仕事でパソコンは使用しますけど、家じゃほとんど使ってませんでしたからね。それこそブログを書く時にしか使っていなかったかも。パソコンが無くても普段の日常生活に支障は無く、だいたいのことは携帯電話で事足りますからね。ま、パソコンはそのうち買うかも知れません。このブログは長いこと眠っていたノートパソコンを再起動させて書いています。設定とか色々面倒くさかったですけど、なんとかなりそうです。

これからどんどん更新するぞ(定型文)

気がつけば半年間も更新していなかったのですね。
月日の流れは自分が思っている以上に早い。








スポンサーサイト



テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

原田マハ 『でーれーガールズ』

原田マハ 『でーれーガールズ』  祥伝社文庫 平成26年10月20日 初版第一刷(文庫)

s-IMG_20141104_100039.jpg

『治一郎のバウムクーヘン』を食べました。びっくりするほど柔らかい口当たりが衝撃的。
とてもおいしかったです。

『でーれーガールズ』は、文庫のカバー写真が気に入ったので購入。タイトルは何とも言えませんけど、青空バックの表紙に爽やかさを感じました。

(作品を読みおわって)
原田マハさんの作品を読むのは今回が初めてになります。『キネマの神様』と『風のマジム』は何年も前に購入しているものの、いつ読もうかな状態が長く続きすぎた結果ずっと積みっぱなし。ふと自宅の本棚をながめていて気がつくことってありませんか?「あ、あの作品読んでない」とか。ありませんか?そうですか。私はあります。



人気マンガ家として活躍する鮎子のもとに一通の手紙が届く。それは母校からの講演会、同窓会の誘いだった。
いざ、旧友と二十七年ぶりの再会を果たすため故郷の岡山へ。でーれーガールだった頃の記憶が次から次へと蘇る。




主人公の鮎子が高校時代を過ごした岡山県が舞台になっているので、岡山県の人が読むと一味違う楽しさがあるのではないでしょうか。私は岡山県に行ったことがないですけど、駅前や商店街の描写はやけにリアルに感じられました。もし実際に鶴見橋が存在するのなら、一度この目で見てみたいですね。すごく印象的なスポットとして描かれていました。

(感想)
物語の中盤は展開がゆるめで少々物足りなかったですけど、冒頭の滑り出しや終盤はかなり引き込まれるように読みました。武美の存在ありきかなと思いましたけど、切なさが胸に迫るシーンはでーれー良かったです。

この作品に触れるまで、原田マハさんは硬質な文章を書く作家さんなのかなと勝手にイメージしていました。ところがどっこい、とても読みやすい文章を書く作家さんなのだとわかり、イメージは一新。ファンになりました。違う作品も早いうちに読んでみようと思います。







2014年 夏のぶらり旅

みなさまお元気ですか?私はそれなりに元気です。

銀杏並木が黄色く色づき始めた今日この頃、もうすぐ冬ですね。

冬が来る前に、夏のぶらり旅について書いてみようかなと思います。
夏はバタバタしていてブログの更新が思うようにできなかったので、忘れないうちにブログにアップします。
ダーっと書きますので、流し読みがおすすめです。

<2014年の夏のぶらり旅、その記録>
毎年恒例になっっているぶらり旅ですけど、今年は夏休みが三日間しかとれなかったので、そんなに遠くまで行けませんでした。予定としては伊勢神宮まで行きたかったんですけど、スケジュールがタイトになりそうな気がしたので断念。ぶらり旅に必要なのは自由度の高さだと思うので、今回の旅はちょっと手前の名古屋に決定。帰りのルートで静岡の気になるスポットを巡るプランにしました。機関車トーマスが見られるというイベントに参加するのがこの旅の肝になります。

(初日)
千葉から名古屋までは車で半日もあれば行けるはずなんですけど、お盆の時期だけあって行きはものすごい渋滞。千葉から名古屋まで8時間もかかってしまいました。(出足からこんな調子ですけど、スケジュールがゆるいので問題なし)
名古屋駅周辺をぶらりと歩き、名古屋めしが食べられそうな店に入る。私は味噌カツが苦手なので、名古屋コーチンとスパゲッティをチョイス。まあまあ系の味でした。事前に店を調べておくことも必要なのだな、と思った次第です。名古屋駅近くの適当なホテルに飛び込みチェックイン。初日はこんな感じで終了。ほとんど車の運転してました。

(二日目)
初日は移動日。二日目はゆるく観光しました。
久しぶりのブログ更新なので、調子に乗って写真多めにしてみます。

IMG_0631.jpg

午前中一発目は名古屋城を見学。何度か近くまで来たことはあるものの、城内にインするのは今回が初めて。

IMG_0628.jpg

お堀に鹿がいたので写真を撮る。

IMG_0632.jpg

あいにくの曇り空。改修工事中だったので城の全体写真は撮れず。いつかリベンジしたい。

IMG_0634.jpg

名古屋城の近くにある熱田神宮に立ち寄り参拝。またひとつ、御朱印が増えました。

IMG_0652.jpg

二日目のお宿は、静岡にある寸又峡(すまたきょう)温泉 翠紅苑さんにお世話になりました。最高のおもてなしと美味しい料理が味わえる素晴らしいお宿なので、常連になりたいくらいなんですけど、いかんせん車でのアクセスが大変なんですよね。1.5車線のせまい山道を2時間近く走り続け、登りはカーブの連続、たまに1車線になったりする難コース。すれ違う車がいたりするとバックして譲らなければならないなんてこともある。運転に自信のある人でもかなり集中して運転しないと危険なので、それなりに消耗すると思う。高速を降りてからのアクセスさえ改善されれば、私は毎年のようにこの場所へ通ってると思う。翠紅苑さんのおもてなしは、それほどまでに素晴らしいということです。

s-IMG_20140812_192728_20141101012013c42.jpg

翠紅苑さんで魚の塩焼き。(囲炉裏バージョンは人生初)

           s-IMG_20140813_062925.jpg

(三日目)
三日目の朝は早起きして散歩。朝もやがいい感じです。
      
IMG_0638.jpg

見上げれば青空。気のせいかも知れないけど、空気がおいしかった。

IMG_0637.jpg

小さな滝と謎のトンネル。まだまだ先へ進む。

IMG_0636.jpg

時間帯によっては、朝もやが雲海になろうと頑張るシーンが見られる。

IMG_0646.jpg

前日に小雨が降ったので、すごく川が濁っている。残念すぎる。事前に調べた情報によると、本来この川の流れはすごく穏やかで、色はエメラルドグリーンなのだとか。

IMG_0639.jpg

30分ほど歩いたところで『夢の吊り橋』に到着。つゆき調べによると、世界的にも有名な吊り橋らしいです。

IMG_0647.jpg

高さ8メートルとあるが、下が丸見えなのでなかなかのスリル。とにかく揺れる吊り橋だった。

              IMG_0649.jpg

吊り橋の上を猛ダッシュで走り抜けたい衝動に駆られたが、足を踏み入れた瞬間に「これは無理だな」と悟った図。予想以上に橋が揺れたので足がすくみ、最終的にひさがガクブル三昧。高所恐怖症なのかも。

IMG_0658_201411030034095f3.jpg

宿をあとにして、午後は大井川鉄道の千頭駅で開催していた機関車トーマスのイベントに参加。

IMG_0655_20141103003543442.jpg

ヒロだよ。

IMG_0656_20141103003454284.jpg

誰だっけ? ラスティだよ。

IMG_0661_20141103003617caf.jpg

主役の登場です。ハートが震えました。

IMG_0662_20141103003653fe5.jpg

リアルに走るトーマスが見られるなんて!

IMG_0667_20141103003710fd3.jpg

ボルテージ急上昇。あまりの出来の良さにひたすら感動。

IMG_0664.jpg

トーマスフェアは期間限定なので今年はもう終わってしまいましたけど、来年も開催して欲しいなあ。

2,014年夏のぶらり旅、おしまい。







山崎ナオコーラ 『太陽がもったいない』
山崎ナオコーラさんの新作 『太陽がもったいない』 読み終わりました。  

筑摩書房 2014・7・10
装幀 佐々木暁 表紙の絵 山崎ナオコーラ

s-IMG_20141012_143556.jpg

表紙のイラストは、ナオコーラさん自らが描いた水彩画。いい味出てますね。
天(あたま)の部分をざんぎりにしてあったり、ノンブルに手書き数字やイラストを使用するなど、かなり手の込んだ装幀もグッドです。スピンの色もしっかりボタニカルなグリーン。うん、いい仕事。

この本は、山崎ナオコーラさんといとうせいこうさんによる新刊出版記念トークイベントに参加したときに購入。
苦節数年、会社の休みとイベントの開催日がどうしてもかさならず、いつになったらイベントに参加できるのだろうと夢見ていた時期は過ぎ、2014年7月29日、とうとう山崎ナオコーラさんのトークイベントに初参加することができたのです。
念願は叶いました。しっかりと為書き入りのサインをしてもらいましたよ。サイン本、為書き入りが、ありがたい。

(読み終わりまして)
食べられる植物、緑のカーテンにまつわる話などを興味深く読みました。咲く花に喜び、芽吹きに興奮するといった園芸の楽しさだけではなく、つらい間引き作業や悩ましい虫などの苦労話もしっかり書いてあるところが実に良い。
宇宙、世界、人生、社会、あらゆるものに思いを巡らせながら園芸をしているのがナオコーラさんらしくて微笑ましい。

このエッセイには、園芸の話と同じくらいの比率で私生活に関することが書かれています。例えば本屋さんの未来の話だとか夫婦生活の話、作家稼業を続けていく辛さ、等々。本書の終盤に至っては、ナオコーラさんの赤裸々な告白がかなりのウエイトを占めてます。正直な独白に胸が締めつけられ、ページをめくる手にも自然に力が入りました。
なんかこう、ズシッときたよね。読み終わってページを閉じたあと、「ほうっ」と一息つきましたことをここに報告いたします。


(読みたくなった本)
幸田 文 『木』 数年前に購入しており絶賛積読中 近々読む予定
(再読したくなった本)
武田百合子 『富士日記』


s-IMG_20141012_143802.jpg

  2014年、9月某日、西荻窪のベコカフェさんで開催された『大太陽がもったいない展』に立ち寄りまして、人生初となる『書』を購入しました。ナオコーラさん直筆の『書』です。タイトルは『題字』になります。
この展示会では、私が購入した『書』以外にも、本の表紙に描かれているイラストの原画が十数枚展示されていました。
何枚か欲しい絵があったのですけれど、気軽に購入できるような金額ではなかったので泣きの断念。

後日、台風直撃の日に宅急便で『書』が届き、同封されていた物の数々に驚く。
サイン入りの文庫 ナオコーラさんの名前入り便箋 封筒 お手紙
太陽がもったいない、いや、わたしにはもったいないサプライズプレゼントに感極まりました。
大切に飾るためにも早く額縁を買わなければ。

(追記)
ベコカフェさんではトム・ジョーンズの『拳闘士の休日』(ハードカバー)を購入。ベコカフェさんは、カフェでもあり古本屋さんでもあるんですよね。濃いめの珈琲、おいしかったです。





いとうせいこう 『自己流園芸ベランダ派』
いとうせいこう 『自己流園芸ベランダ派』 (河出文庫) 2014・7・10

s-IMG_20140908_122023.jpg


ボタニカル(植物)に関するエッセイを読むのがマイブームです。

きっかけは、先々月に池袋のジュンク堂で開催された山崎ナオコーラさんといとうせいこうさんのトークイベントに参加した時に購入した『自己流園芸ベランダ派』を読んだことから始まります。

園芸にさほど興味もなく、植物関係ほとんど無知の状態で読み始めたんですけど、これがすごく面白かった。

一軒家の庭で植物を育てている人のことを『ガーデナー』と呼ぶのに対し、マンションなどのベランダで園芸を楽しむ人のことを『ベランダー』と呼ぶらしい。ちなみに、『ベランダー』と言う言葉は、せいこういさんの造語です。

せいこうさんはベランダ園芸歴10年以上のベテラン選手。自らを『ベランダー』と称し、専門書の類に頼らず独自のやり方で植物を育てようと試みる。育てては枯らし、何かを学ぶ。積み重ねた経験で作り上げたせいこうさんの園芸スタイルは何とも自由だ。植物が枯れることを恐れては園芸はできないし、毎日の水遣りや土の世話も楽じゃない。このエッセイを読むとそれが良くわかる。だけど、やってみたくなるんだよね。なぜか無性にベランダ園芸を始めたい気持ちになるんだよね。
せいこうさんのユーモアを交えた文章は、人をベランダーへと導く不思議な力がある。そうとしか思えない。


(お気に入りエッセイ)
ニッキで植木市に激震を走らせるエピソードは傑作。何度も読み返しました。



すでに刊行されている『ボタニカル・ライフ』も購入し、今はそれを読んでいる。
山崎ナオコーラさんの『太陽がもったいない』も併読している。

いつまで続くかマイブーム。園芸に関するエッセイを欲してやまない今日この頃であった。

おしまい







プロフィール

つゆき

Author:つゆき
訪問ありがとうございます。
(名前)つゆき 
読み終わった本、装丁、好きな作家さんについて自由気ままに書いています。
書評ブログとは一味違ったものとして読んでください。
サイン本を自慢するのが得意技です。ひとつ温かい目で華麗にスルーしてください。

コメントは「ほぼ承認制」です。コメント待ってます。
トラックバックはよく分からないので、そのうち勉強する予定です。

かうんたー

カテゴリ

フリーエリア

最新記事

月別アーカイブ

最新コメント

フリーエリア

 

(IEに対応)

最新トラックバック

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する